インフラエンジニアへの道 インフラエンジニアの教科書
インフラエンジニアの教科書 : 佐野 裕 : 本 : Amazon.co.jp
目次
- インフラエンジニアの仕事
- サーバー
- OS
- ネットワーク
- ストレージ
- データセンター
- ソリューションとセキュリティ
- インフラ運用
- 大規模インフラ
- インフラエンジニアの成長
- インフラエンジニアの仕事
- インフラ設計・・・・必要な機能や能力を要件としてまとめる企画書
- インフラ構築・・・・機器のインストール、動作テスト、負荷テスト
- インフラ運用・・・・障害対応、キャパシティ管理、原因の追究
2. サーバー
- サーバー要件
- スケールアウト・・・性能が足りなくなったらサーバー台数を増やす
- スケールアップ・・・性能が足りなくなったらサーバー性能を上げる
- CPU・・・・・・・スペックが上がるほど、発熱が多くなり、消費電力が上がる。
- CPU選定ポイント=パフォーマンス、価格、ライセンス体型、消費電力
- ソケット数=cpuの個数。
- コア数=主要計算部分
- スレッド数=1つのコアで処理できる数
- 動作周波数=1秒間に刻むクロック数(高ければ高いほど処理が早くなるが、電力効率も悪くなり、発熱も増える)
- キャッシュ=頻繁にアクセスするデータを置いておく
- ハイパースレッディング=1つのコアで2つの処理を実行できる
- ターボブーストテクノロジー=CPUを自動的に定格の動作周波数より高速で動作させる機能
- メモリ・・・パフォーマンス ex DDR3-1600 速度1600MHz
- スロット数・・・マザーボード上にあるメモリを挿す口の数
- ECCメモリ・・・メモリ故障の時にエラーを自動補正・検知できるようにパリティ情報が追加されている
- チャネル
- ランク・・・メモリ上のDRAM(Dynamic Random Access Memory)からデータを入出力する単位
- メモリ選定ポイント・・容量、パフォーマンス(高速なメモリ、拡張性
- RAID(Redundant Arrays of Inexpensive Disks) ・・・ディスクI/O性能(サーバートストレージ間の読み書き)向上
- RAID5・・・・容量を多く取れるが、遅い
- RAID10・・・容量が少なくなるが、早い
- パリティチェックとは、データの伝送や記録に際して、データの誤りを検出する方式の一つ。
- 物理サーバー(1つのOS、CPU使用率、ディスクI/O負荷、ディスク使用容量が大きい用途向け,DB,AP)VS仮想サーバー(複数のOS、容量が小さいもの向けWEB,開発)
- 物理サーバーのメリット=コストダウン、ハードウェアリソースの増減が容易
- 物理サーバーのデメリット=他のゲストOSが大量のリソースを使うと、不安定になる、 使われなくなったOSが撤去されなくなる
- ホストOS・・・一般的なOSをダウンロードした後に、その上でゲストOSを管理すること
- ハイパーバイザ型・・・ホストOSの代わりに仮想化専用OSを使う。高速
- クラウド・・・SAAS(アプリをサービスとして提供)PAAS(アプリの実行環境)IAAS(システムインフラ)
- クラウドの弱点・・・スケールアップには弱い、物理サーバーに障害があった場合、待つしかない
- クラウドに向かない用途→機密情報、大容量ファイルの転送、大規模システム大規模システム
3,OS
- Linux (Red Hat, Debian)
- Windows server・・・windows server 上で動くソフトウェアを使うとき、.NET, Active directory 環境を使いたい
- Unix
4, ネットワーク
- ルーターの役割(static routing・・ルーターに経路情報を手動で登録。dynamic routing・・・近隣ルーターと通信して経路情報を自動更新。
- ルーターのポイント ISPやデータセンターなど、ルーターを接続する先から提供される上位回線のインターフェイスと一致したWAN側インターフェイスを持つ
- WAN側での通信帯域・・WAN側の通信帯域が1Mbps以下かどうか
- スループット・・・単位時間当たりのデータ転送量
- セキュリティ機能をルータに求めるか
- 導入コスト
- L2スイッチ・・・業務用のスイッチングHUB
- L3 ・・ルーター付きL2スイッチ
- スイッチング能力・・Packet per Second(PPS) Bit per Second(BPS)
- ワイヤースピード・・最大の通信料が発生
- ノンブロッキング・・ワイヤースピードをさばけること
- ロードバランサー・・・負荷分散の際の死活監視
- フロントエンド・・・・インターネットに近い所
- バックエンド・・・・インターネットから遠い所
- TCP/IP・・・・インターネット上で使われているプロトコル。高品質な通信を実現するプロトコル。送信元と受信元の間で確実な通信が保証。しかし、速度は遅い。
- UDP・・・・低品質で高速 音声通信や動画
- IPv4(8bit×4=32ビット),6 (16×8=128ビット)
5,ストレージ
6, データセンター
7, ソリューションとセキュリティ
8, インフラエンジニアが身につけること
- ドキュメントを読む力